先日、『イラストとゴロで覚える韓国語 おかわり』を買ってくれた知り合いと話す機会がありました。
すごく思い切ったように「お子さんのことについて聞いてもいいですか?」と言われました。
私は「もちろんですよ!」と言いました。
もうご覧になった方は知っていると思いますが、こんぶパンの子どもは話したくても話せない、場面緘黙という不安障害を持っています。
そのことについて第2弾の本のプロフィールには書いてあります。
第1弾の時は、治療の真っただ中で精神的に余裕がなく、そんなことは書けませんでしたが、第2弾の時には症状も改善し、心の余裕もでき、いろいろ考えた上で書いたのです。
でも、誰からも何も言われないので、特に気にされていないのだとばかり思っていました。
そう知り合いに伝えると…
「聞けるわけないでしょ!」と返されました。
あ、そうだったんだ!!と、ようやく気付きました。
ということで、この場を借りて…
聞かれたくないことをプロフィールに書くわけはないので、ぜひ聞いてください!
書こうと思った理由は、日本にも場面緘黙の人はたくさんいますが、認知度が低いため、わざと喋らないのだと誤解され、辛い思いをしている人がたくさんいるからです。
そのため、少しでも多くの人に知ってもらいたくて書きました。
ただ、書こうかどうか少し迷ったのも事実です。
理由はただ1つ、子どもに悪影響があったらどうしようかという不安です。
そのため、1つだけお願いがあるとしたら、こんぶパンの子どもの前では何も知らないふりをしてください。
そして、もしも喋ったとしても「え?喋れるじゃん!」とか「本当に喋れないの?」ということは言わないでください。
もちろん、こんぶパンを特定できる方に限られますが…
場面緘黙は周りの対応によって悪化することがよくあります。
「喋れるじゃん!」とか「喋れないの?」という言葉を聞いた途端、もっと喋れなくなるのでそこだけは注意していただきたいです。
今のところ、かなり改善していますので、それ以外は普通に接してもらって大丈夫です。
また、別の機会にいろいろお話したいと思います。