ここは息子の通う美術教室です(写真は息子の小学校1年生3人のクラスです)。
韓国の子どもたちは色々な習い事をしますが、幼稚園生や小学校低学年の子どもたちは美術教室によく通います。
このクラスは絵を描くクラスで、落ち着いて椅子に座って作業をするクラスです。
小学生のクラスは週1回80分授業で、今回は2回の時間で猫の絵を描いてきました(幼稚園は50分授業)。
毛の流れや色の使い方(3色選んでねとか)など細かく習っていました。
使う用具も本格的なものが多く、先生が「これは小学生の高学年が使うものだけど使ってみようね」と言ってくれるので、息子もとても嬉しそうです。
日本の美術教室に行ったことがないのでわかりませんが、今まで見てきた幼稚園や街中でやっている図工や美術の活動を比較すると、日本は子どもの感性に任せる割合が高く、韓国は技術的な部分を教える割合が高く感じます。
韓国の方法では個性が出にくく、みんなが同じ絵になるというデメリットはあります。
ただ、何をどう描いていいのかわからない、絵を描くことに苦手意識のある子どもにとっては、ある程度の完成度で出来上がるので達成感を感じられていいのかなと思います。
息子の描いたネコ
でも、そもそもその苦手意識を生み出しているのが、上手にそっくりそのまま描かなければいけないという、こういう美術教育からきているのかもしれませんが…
それはさておき、、。
息子は美術教室に3年通っていますが、当初は場面緘黙の治療目的でしたが、最近は活動がその目的からずれてきたので、もうそろそろ辞めようかと思っていました。
でも、最近自分でも上手に描けたと思っているようで「この間ネコの絵描いたでしょ?どれくらい上手だったか言ってみて」と私に聞いてきます。
それで「大学生や先生の絵かと思ったよ~」というとすごく喜びます。
先生がネコの描き方を教えてくれる黒板
しかも、毎日のように言ってくれというので、これはこれで自信がつくようでいいのかなと思い、また続けることにしました。
ちなみに、仁川の私が住んでいる周りの教室は、1か月16~18万ウォンくらいが相場です。
日本でも知られているように、うちの息子は美術とテコンドーだけですが、周りはその他にも水泳、英語、ピアノ、バレエと毎日2~3個は通っていても驚かないほど、たくさん通っています。
幼稚園や小学校低学年の時は音楽、美術、体育系を習わせ、小学校中学年くらいからは勉強系を習わせる家庭が多いです。
ただ、英語だけは幼稚園からずっと習わせる家が多いです。