【語呂合わせ】酒はジュースみたいなもんだ!
日本語で「○○酒」は韓国語で「○○ジュ(주)です。
韓国人はお酒に強いので、度数が弱いと酒じゃない!ジュースだ!と言うからです。
ネイティブの発音
※○○酒=○○주[ジュ]:1番上の週(주:ジュ)の発音ボタンを押してください。発音が同じなので参考にしてください。
【発音】パッチムがあるとチュになる
ちなみに、これは「○○酒」というように、葡萄酒(포도주:ポドジュ)や果物酒(과일주:クァイルチュ)のように何かの言葉に付けて使います。
ビールは맥주(メクチュ)と言いますが、漢字では「麦酒」です。
あれ?ジュースの「ジュ(주)」って言ったじゃん!「チュ」って何よ?!!と思いますよね。
実は「ジュ」は正確には「ヂュ」と書いた方がわかりやすいんですが、パッチム*が前にあると点々がなくなって「チュ」に変わることがあるんです。
日本語でも「勉強部屋」って「べんきょうへや」じゃなくて「べんきょうべや」って言いますよね。
これ、けっこう外国人は習う時、混乱します。
韓国語も同じで、ネイティブは勝手にしてるんですが、勉強する側としては混乱します。
ただ、そこまで神経質*にならなくても大丈夫です。
韓国人はいちいちパッチムがどうのこうのではなく、舌や唇の動きで勝手にそうなっているという感覚です。
※もちろん知っているのは大事なのですが、日本で勉強している人から「こういうのが難しくて喋れない」という相談を受けたことがあります。喋れなくなるほどなら、もったいないので考えずに、そうなんだ~くらいでOKです。
※すべてのパッチムではありません。
【お酒事情】お酒の度数もお酒の席も減った韓国
2002年にこんぶパンが韓国に留学した時、飲み会はいつもロックの焼酎(今もですが…)でした。
こんぶパンはお酒に強くないので、酎ハイっぽいのないかな~?と思うと、メニューに「과일주(クァイルチュ:果物酒)」というものが!
味は酎ハイにとても似ていて、果物のエキスと焼酎を混ぜたような味です。
ところが!
いつも果物酒を頼むと、韓国人の友達は「こんなのお酒じゃないよ!ジュースだよ!」と言って笑っていました。
今は、韓国人も昔ほどお酒を飲まないので、焼酎も以前より度数が低いものが販売され、お酒の席自体も減りました。
焼酎で言うと…
・1996年は25度
・2006年は20度
・2018年は17.2度
と言う具合にです。
それでも、今でもお酒に強い人はたくさんいて、「お酒じゃない!ジュースだ!」と言う韓国人はいます…が、昔と違うところは強要をしなくなったことでしょうか。
みんながみんなジュースだと感じられませんもんね。
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