この間、久しぶりにソウルの地下鉄に乗りました。
「建大入口(けんだいいりぐち)」という駅で、7号線から2号線に乗り換えようとしたとき…
ふと、目にとまったポスター。
とてもセクシーなパンダとライオン…
思わず写真を撮ってしまいました。
本物はこちら。
出典:パンダサジャマーケット(판다사자마켓)
写真を撮ったのにはセクシーさもありましたが…
あれ、なんか語呂ってる?
日本語の「パンダ」というのは、韓国語でも「パンダ」。
「動物のパンダ」という意味もありますが、「売る!」という意味もあります。
そして、日本語で「ライオン」は韓国語で「サジャ」。
漢字の「獅子(しし)」を韓国語の発音で読むと「サジャ」だからです。
でも、「サジャ」というのはライオン以外にも「買おう」という意味があります。
つまり、
という意味で、フリーマーケットのイベントポスターでした。
「健大入口(けんだいいりぐち)」という地下鉄の駅は、建国大学という大学の近くにある駅です。
大学生はこれを見てきっとフリマに出かけることでしょう。
ちなみにこのフリーマーケットは今日(2017.9.30)のようで、フリマはイベントの一つで他にもいろいろなイベントがあるようです。
韓国人に何か売りたいものがあったら「パンダ!」と言ってみましょう。
(※日本語の「売ります」は韓国語で「パンミダ(팝니다)」です。)
※「売る!」のビックリマークの理由※
辞書で「売る」を調べると「パルダ(팔다)」と出てきます。
「あれ?パンダじゃないの?」と思われた方へ。
日本語は辞書に「売る」とあれば、友だちなどに「売る」とそのまま使いますが、韓国語はちょっと違います。
韓国語の「売る」は、辞書にのっている「パルダ(팔다)」と言っても通じますが、実際に話すときは「パンダ(판다)」ということにより、「売るぞ」「売るよ」「売っちゃう」のような感情が入った言葉になります。
そのため、辞書にのっている「売る=パルダ(팔다)」と区別するため、ビックリマークをつけました。