日本語で「ぴかぴか」は韓国語で「番茶番茶(반짝반짝)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「番茶の葉っぱで掃除をすればぴかぴかに」
昔からのやり方で、お茶の出がらしで掃除をすると、ぴかぴかになりますよね。
畳の場合、出がらしをほうきで掃けば、畳の目につまったゴミが取れたり…
フローリングでも出がらしの水で拭けば、洗剤を使わず掃除できます。
でも、番茶より緑茶の方が普通なんじゃ?と思われるかもしれません。
「緑茶緑茶じゃなくて、番茶番茶?!」
そうなんですが、でも、韓国人は緑茶より番茶の方が好きです(こんぶパンの友達に限り確認済み)。
番茶って韓国にはないのですが、家に韓国人の友達がきて番茶をいれてあげると、緑茶より番茶の方が気に入ってくれます。
番茶を出すと、「これ何のお茶?漢方系?」とよく聞かれます。
ということで、こんぶパンの家では本当に緑茶ではなく、番茶の出がらしが多く出るので、番茶番茶で…。
ちなみに、韓国の家庭では、水にどこからか拾ったり採ってきた、草や木の枝のようなものを入れて飲みます。
こんぶパンには草や木の枝に見えますが、本当は漢方系の植物や木のようです。
番茶ってそんな韓国人の好きな水(韓国ではお茶も水と言います)に似ているから、気に入ってくれるのかもしれません。
※正確には番茶って緑茶の一種らしいです。緑茶=緑のあのお茶という意味で、上の文章では書いています。
ネイティブの発音
※ぴかぴか=반짝반짝[パンチャクパンチャク]
発音は「ばんちゃばんちゃ」ではなく、「ば」を「ぱ」にしたほうが近いですが、こういう単語は他にないので「ばんちゃばんちゃ」でも状況で十分通じます。
【使い方】きらきらも使える
この単語は「ぴかぴか」だけでなく、「きらきら」にも使えます。
光り輝いている感じのものに使えます。
たとえば、「きらきら光る~お空の星よ~」という歌がありますね。
この歌は韓国語で「반짝반짝 작은 별(きらきら小さい星:パンチャク パンチャク チャグン ビョル)~」と歌います。
まばたきするような、「きらっ」とか「ぴかっ」とか光る様子を「반짝[パンチャク]」と言い、それを2回続けたものがこの「반짝반짝[パンチャクパンチャク]」です。
【韓国語が上手に聞こえるコツ】擬態語や擬音語も使って会話する
こういう「ぴかぴか」とか「きらきら」というような言葉を「擬態語」と言います。
似たもので「擬音語」というのもありますよね?
「音」という漢字が入っているので、これは「ワンワン」とか「トントン」とか動物の鳴き声や物の音の言葉を言います。
擬態語や擬音語を入れて韓国語で会話をすると、韓国語がうまく聞こえます。
昔、日本語を韓国人に教えていた時、擬態語や擬音語も教えていたのですが、大人の学習者の場合「こんなの幼稚だ~」と言ってあまり真剣に覚えてくれませんでした。
もちろん、なぜ覚えるといいかも説明したのですが、どうも子供が使う幼稚な言葉と捉えられることが多かったです。
でも、こういう言葉は幼稚なのではなく、表現を豊かにするものなので、ぜひ覚えてみてください。
外国人が日本語でぴかぴかとか、きらきらとか言ったら「お!すごいな!」と思いませんか?
「光る」という単語を覚えることも大事ですが、こんな擬態語や擬音語も覚えて使うと会話も楽しくなるので、ぜひ覚えてみてください。
ちなみに、「光る」は「빛나다[ビンナダ]」です。
ネイティブの発音
※光る=빛나다[ビンナダ]