日本語で「描く」は韓国語で「栗だ(그리다)」です。
日本語の「かく」には「書く・描く」の2つがありますが、今回は絵などをかくという意味の「描く」です。
日本語の字などを「書く」は韓国語で「スダ(쓰다)」と言います。
※発音「그리다[クリダ]」。クリックして、「🔈」を押せばネイティブの発音が聞けます(ネイバー辞書にとびます)。
これが韓国人の「描く」栗だ!
この語呂を作ったら、韓国人の描く栗がどんなものか気になりました。
そこで、韓国人に電話をして、「今、ペンと紙あるでしょ?栗を描いて写真で送って」と頼んでみると…
32歳の会社員男性:「い~よ~」
素直に、そこらへんにあった書類の裏に、鉛筆で栗を描いて送ってくれました。
かわいい栗…。
28歳の会社員男性:「栗?って栗?いいよ~」
会社にいるというから、ペンも紙もあるか確認した後で、描いて送ってくれと言ったのに…
スマホでお絵かきして送ってくれました。
ちなみに、「点々の中にある線は何?」と聞くと、「操作を間違えた」と教えてくれました。
25歳の就活中男性:「写真のイメージでいい?」
「ペンで紙に描いて送って」というと、「スマホで栗の写真を探して送っていい?」と聞かれました。
何か違う…
そうではなく、紙に描いてと頼むとようやく送ってくれました。
ちなみに、栗の下の点々の部分が、線のようになっているのは、かたい感じをイメージして描いたらしいです。
韓国人の「描く」
もとは韓国人の描く栗がどんなものか気になって頼んだのですが…
日本人の描く栗の絵と違って、イガイガを描いたりとか…なんて期待したのですが、そういうことはなく。
実際には栗の絵ではなく、「描く」という感覚の違いを感じました。
韓国人の「描く」は世代ともに変化しているようです。
でも、「それは日本人だって同じ!」かもしれません…(どなたか日本でも試してみてください)
だとすると、「紙に描いて送って」と言っても、それ通りにしてくれない…、やはりこれこそ韓国人ですね。