【語呂合わせ】この世の年号
年号ってこの世の年を表しますよね。
だから、世の年号です。
年号に括弧で元号と書きましたが、厳密には年号と元号って違うらしいですね。
ただ、韓国語で「元号(월호)」という言葉もないことはないですが(誰でも知っている言葉ではないです)、一般的には日本の元号のことは「年号(연호)」と言うので「年号」の訳にしました。
ややこしくてわかりにくいですが、日本の昭和、平成、そして昨日発表された新元号の令和などを韓国語では「年号」という言葉で表すという意味です。
ということで、日本の新元号のニュースでは直訳で「월호[元号]」が使われたり、他には専門的な文章で「월호[元号]」出てきたりする程度です。
ネイティブの発音
※年号=연호[ヨノ、ヨンホ]
ヨノにもヨンホにも聞こえます。ㅎの弱音化というもののためです。
【韓国文化】韓国にも年号がある
韓国は2019年というような西暦を使います。
でも、実は日本のような平成、令和にあたるものもあります。
それが「檀君紀元(단군기원)」と言われるものです。
「令和」の意味が何なんだろうと思ったように、この「檀君紀元」も何なんだろうと思いますよね。
韓国には檀君神話という建国神話がありますが、簡単に言うと檀君という王様が韓国を作ったという神話です。
その檀君という王様が即位して国を作ってから、今まで何年という時に、「檀君紀元〇〇年」と言います。
長いので普通、略して「檀紀〇〇年」と言います。
ちなみに2019年は檀紀4352年です。
西暦に2333年を足すと、檀紀〇年がわかります。
ただ、韓国人に今年は檀紀何年?と聞いても、誰も答えられないと思います(檀紀という言葉や意味は知っています)。
日常では使いませんが、新聞の日付の上に檀紀何年と書いてあったりします。