日本語で「一緒に」は韓国語で「カッチ(같이)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「写真を一緒にカッチ」
一緒に写真撮ろうよ~
カッチ(シャッターの音)!
でも、何で写真撮る時のイラストなんだろう?と思われましたか?
こんぶパンは韓国語でも英語でも「一緒に」を最初に使いたいと思ったのが、写真を撮る時です。
旅行に行ったら現地の人と写真を撮りたい時があります。
でも、「写真を撮ってください(사진 찍어주세요)」は知っていても、一緒に撮りたい時にこう言ったら、ただ単に自分だけを撮ってくれと普通は思います。
だから、そういう時は「カッチ(같이)」と言うと一緒に撮ってくれます。
【発音】같이は何で「カッチ」と言うの??
같이 は何で「カッイ」でもなく、「カッティ」でもなく…
「カッチ」と言うのでしょうか?
これは、韓国語には文字と実際の発音が違うものがあって、そのルールのためです。
日本語にも文字と実際の発音が違うものがある
たとえば、日本語も「けいけん(経験)」は実際の発音は「け~けん」と言いますよね。
これは日本語の場合、「い」の前に「え段(えけせてねへめれ)」があると伸ばす音になるというルールがあるからです。
これ以外にもいくつかルールがあります。
外国人は日本語を勉強する時、そういうルールを勉強して「けいけん」を「け~けん」と伸ばして発音しています。
「何で、文字と発音が違うんだよ~」と思いながら…
韓国語も同じで、ネイティブは自然にしていても、外国語として勉強する私たちはルールを知らないと、ネイティブのように発音できないものがあります。
そのルールはわけ方によって数は違いますが、8つくらいそんなルールがあります。
※こんぶパンでは8つで説明していますが、教科書や先生によって、説明の仕方や勉強の仕方の関係で数は違います。
※他のルールはこちらの「パッチムの発音ルール」を見てください。
「口蓋音化」とは「だいじなだっこちゃん化」
その8つのルールの中の1つで「口蓋音化」という、難しそうな名前のルールがあります。
※「굳이」は「あえて」という意味です。
こんな風に、「ㄷ」のパッチムの後に「이」が来ると「지」になって、
「ㅌ」のパッチムの後に「이」がくると「치」になるんです。
「口蓋音化」という名前は難しいので、こんぶパンは「だいじなだっこちゃん化」と呼んでいます。
「ㄷ」はだっこちゃんでしたよね。
だっこちゃんが流行った時代、物が少ない時代だったので買ってもらったら、それはそれは大事にしたそうです。
そんなイメージから覚えました。
「だいぢ」と「たいち」
え、でも「ㄷ이→지」が「だいじ」はいいけど、もうひとつの「ㅌ이→치」は?
と思うかもしれません。
その点々を取って「ㅌ이→치」が「たいち」です。
実は同じ仲間なんです。
覚えるコツ
ただ、これは「ㄷ」パッチムの後「이」…というように唱えながら覚えたり、口蓋音化は…と覚えるよりは…
①「같이」とか「굳이」とか代表的な単語を覚えておいて
②口蓋音化=「だいじなだっこちゃん化」っていうルールがあるからなんだな~と思い、
③また別にそういう単語が出てきたときに、「あ!これか」と思った方が
楽だと思います。
そんなにこのルールに当てはまるものは多くないので、常にハングルを読むときに「ㄷ」パッチムはどこだ?!次に「이」が来てるか?!と神経をとがらしておく必要はありません。
ここに、代表的な単語を書いておきます。