日本語で「好き」は韓国語で「ジョア(좋아)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「ヤクルトが好き?ジョア(좋아)が好き?」
ヤクルトとジョアどちらが好きですか?
ジョア~~~~(좋아)!
本当は韓国人はヤクルトをよく飲むので、ヤクルトの方が好きかもしれませんが、ここはジョアにしておいてください。
発音は「チョア」と書いた方が正しいのかもしれませんが、「ジョア」って「ヂョア」とも書けますよね?
実際の発音は「チョア」のような「ヂョア」のような発音です。
※以下、語呂の覚えやすさで「ジョア」と表記します。
【使い方】フェイスブックの「いいね」は韓国語は「좋아요」
ちなみに、この「ジョア(좋아)」をよく見るのは、フェイスブックです。
日本語では「いいね」のところが、韓国語では「ジョアヨ(좋아요)」になります。
「ジョア(좋아)」に、丁寧な言い方の「ヨ(요):です」がついたものです。
「ジョアヨ(좋아요)=好きです」という意味です。
ジョア(좋아)は「好き」なの?「いい」なの?
あれ?
日本語では「いいよ」なのに、韓国語では「好きです」になるの??
よくわからなくなってきましたね。
ちなみに、英語の場合フェイスブックでは「like」になっています。
<フェイスブックの「いいね」>
日本語=いいね
韓国語=ジョアヨ(좋아요)
英語=like
??
何でだろう…と思いますよね。
「like」は英語の時間に、「好き」と習いました。
日本語で考えると、いい=good、好き=likeです、そして愛してる=loveみたいな感覚ですよね。
韓国語のジョア(좋아)は「好き」にも「いい」にもなる
でも、国によって言葉によって、意味の範囲や使い方が違って必ずしもイコールで結べないことがあります。
韓国語の「ジョア(좋아)」で言えば、実は元々は教科書に載っている意味は「いい」です。
だから、既に韓国語を勉強して意味を知っている人は、最初この語呂を見て「あれ?いいじゃないの?好きなの?」間違ってるんじゃないの?と思った人もいると思います。
でも、実際に韓国人の間で使われるときは「いい」にも「好き」にも訳せる言葉です。
全部ひっくるめて、簡単に言うと「気に入った」という意味で使われます。
フェイスブックの日本語、韓国語、英語どれも、つまりは気に入ったということですよね。
そういう状況に合った言葉が選ばれて書かれているので、辞書でイコールのものが書かれているわけではないということです。
韓国語にジョア(좋아)と言うと勘違いされる
韓国語の教科書を見ると「いい=좋다」「好き=좋아하다」と書いてあるものもあると思います。
こんぶパンは韓国に来た当初、そうだと思い込んで、韓国人の友だちに「ジョア(좋아)」をたくさん使っていました。
それは、やさしいねとか、その服いいねみたいな意味で使っていましたが、ある日…
韓国人の男の子が、ぼくのこと「ジョア(좋아)?」と聞いてきました。
てっきり、自分のことが「いい?」つまり、「いい人?」という意味だと思い…
「ジョア(좋아)」と返しました。
でも、何だかうれしそう。
それで知ったのですが、「ジョア(좋아)」には「好き」という意味もあったのです。
本当に好きな人にならいいですが、使い方を間違えると誤解を生むので注意しましょう。
【韓国の歌】ジョア(좋아)の出てくるを聴いてみよう
※以下、ジョア(좋아)を「チョア」で表記します。
서영은(ソ・ヨンウン)の「좋아좋아(チョアチョア):好き好き」という歌です。
この歌でも、「네가 좋아 너무 좋아(ニガ チョア ノム チョア)」という歌詞があります。
「君が好き、とっても好き」という意味で、相手に好意を持っている意味の「好き」で使われています。
韓国語は「サランヘヨ~」というイメージが強いと思いますが、「チョア」という言葉も相手に好意を持っているという意味でよく使うので、ぜひ好きな相手が韓国人の人は使ってみてください。