日本語で「柿」は韓国語で「噛む(감)」です。
10月になると、韓国の柿は全てもぎ取られ、韓国人の次元の違うおすそ分けにより大量に配られるからです。
しかも、まだちょっと青い柿…。そんなかたい柿をずっと噛み続けるんです。
※発音「감[カム]」。クリックして、「🔈」を押せばネイティブの発音が聞けます(ネイバー辞書にとびます)。
柿を噛む
最近、こんぶパンはずっと噛み続けています。
柿を…
というのも…
夫のわかパンが会社の人から柿をもらってきたのが始まり…
家にもあるのに、大量の柿をもらってきました。
なぜ、こんなにくれたのか、なぜ、こんなにもらったのかわからない量の柿がリビングに広げられ…
しかたないので…
熟れているものだけ、保育園にあげました。
その数日後…
わかパンの母がたくさんの柿を袋いっぱいにもってきてくれました。
そして…
冷蔵庫は柿で半分埋まりました。
どの柿も売り物ではなく、木からとってきたもののようです。
しかも、まだ青いところが残っていて、かたく…(何でそんなに早くとってしまうんだろう…)
誰にもあげられず、かと言って捨てられず…
わかパンの提案により、1日4個ずつ食べることにしました。
毎日噛みました。かたいので…。
1週間後ー
あごが痛くなりました…(本当に)。
まだ半分以上残っています。
韓国人の柿とり
そもそも、なぜこんなかたく青い柿が我が家に集まったのでしょうか…
その理由が、わかパンの母の言葉から、わかりました。
わかパンの母(韓国人)は日本に来たことがあります。
その時のことを思い出しながら…
なぜ日本人が柿をとらないのか不思議だと、柿をくれながら言われました。
わかパンの母は、こんぶパンの日本の実家の柿を見ながら、なぜ全部とってしまわないか不思議でしょうがなかったそうです。
近所の家の柿の木も、何で日本人は柿がなっているのに何もしないんだと…
そして…
どうりで…
今…韓国にある全ての柿の木から柿がもぎ取られ…
こんぶパンの家のように、配りに配られ…
韓国の全国民が柿を噛み続けていることでしょう…
だから、青いままでとってしまうのかもしれません(熟しすぎないように)。
私たちのような家が多いから…。
10月は確か島根県は神在月(かみありづき…)。
韓国は10月は噛み続け月…。
ちょっと語呂が悪いですが…。こんぶパンは島根出身なので、故郷を思いながら柿を噛むのでした…。