日本語で「胎動」は韓国語で「手ドン(태동)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「赤ちゃんが手でド~ン叩く、胎動」
お腹の中で赤ちゃんが手でドン、足でドンドンと蹴る胎動です。
こんぶパンのお腹の中でも、毎日ドンドンドン!
手なのか足なのかわかりませんが胎動を感じます。
韓国語は「足ドン」ではなく、「手ドン(태동)」です。
ネイティブの発音
※胎動=태동[テドン]
【発音のコツ】パッチムの「ㅇ」は頭を後ろに倒す
「ㅇ」のパッチムって難しいですよね。
アルファベットで書くなら「ng」になります。
「胎動=テドン(태동)」の「ドン(동)」は「dong」と書きます。
こんぶパンも何回も練習し、韓国人にアドバイスをもらい、工夫してみて、ようやくちょっとしたコツをみつけました。
「ㅇ」パッチムは、あごを下げるのではなく、頭を上げるとうまくいく
「ドン(동)」と言う時、あごを下にさげてませんか?
こんぶパンはずっと「ㅇ」のパッチムを言うために、がんばって「ドーーーン!」とあごも下にひっぱって言っていました。
かつ、韓国人の友達が「ㅇは舌をどこにもつけずに、口の中を空洞にして!」とアドバイスをくれていたので、がんばってそんな風に発音していました。
でも、なんか違う…。
こんぶパンは「ㅇ」のパッチムがずっとうまくできなくて、しかも韓国人の友達が笑うのでコンプレックスでした。
そんなある日、「やっぱり子供の時からやらなきゃ外国語の発音なんて無理なんだ…」
と、諦めかけ空を見上げた瞬間!!
ドーーン!
あ、これかもしれない。
(※花火が上がったわけじゃないです。ひらめいたのです。)
ネイティブわかパンにも確認すると、「ん!そんな感じだよ!」と褒められました。
「ㅇ」パッチムは空を見上げるように、頭を倒しながら練習する
どうするのかと言うと、「ドーーーン」と言う時に一緒に頭を後ろに倒すのです!
諦めたように、空を見上げるんです。
すると「ㅇ」のパッチムになります。
あごを下げようとすると限界があるのですが、頭を後ろに倒すとうまく口の中が空く感じがしませんか?
かつ、鼻にかかったような響きじゃないですか?
「ㅇ」の発音は「上の奥歯」を「下の奥歯」から離すようにするとうまくいきます。
「下の奥歯」を「上の奥歯」から離すようにするのではなく、その逆です。
こんぶパンはずっとあごを下に下げて、「下の奥歯」を「上の奥歯」から離すようにしていたのですが、そうすると響きが「ㅇ」には、なりきらないことに気がつきました。
ぜひ、「ㅇ」パッチムができなくて悩んでいる人は「空を見上げて、上の奥歯を下の奥歯から離すように」発音してみてください。
【語彙を増やすコツ】漢字の「胎=テ(태)」や「動=ドン(동)」を利用して他の言葉も覚える
「胎動」は「手ドン(태동)」ですが、韓国語も漢字では「胎動」と書きます。
「胎=태[テ]」+「動=동[ドン]」です。
日本語の発音は漢字によって、たくさんの読み方がありますね。
例えば…
「行」は「こう」とも読むし、「ぎょう」とも読みますよね。
「行=こう・ぎょう」
・行為=こうい
・行事=ぎょうじ
ひとつの漢字に複数の読み方があるのが日本語の難しいところです。
でも、韓国語は基本的にひとつの漢字に、ひとつの読み方しかありません。
さっきの「行」がつく言葉も韓国語に直すと・・・
<行=ヘン(행)>
・行為=ヘンウィ(행위)
・行事=ヘンサ(행사)
と、全部が「行=ヘン(행)」と発音します。
そのため、この語呂で「胎動=テドン(태동)」を覚えれば、「胎」や「動」のつく別の言葉も、辞書で調べなくても言えるようになります。
たとえば、「動=ドン(동)」で言うなら…
<動=ドン(동)のつく言葉>
始動=シドン(시동)
稼働=カドン(가동)
振動=ジンドン(진동)
こんな難しい単語も覚えやすくなります。
しかも、日本語の発音にも似ていますね。
こういう風に、単語を覚えた時、「この漢字はこういう発音なんだ~」と頭の隅に置いておくと、他の漢字の発音を組み合わせながらどんどんと語彙が増えていきます。
韓国語の単語を覚える時は、漢字もチェックしてみてください。
ちなみに、韓国語の単語の漢字は辞書に一緒に載っています(下の韓国語辞書の「태동[テドン]」をクリックすると、ネイバーの韓国語辞書で漢字も確認できます)。
韓国語辞書
※胎動=태동[テドン]