【語呂合わせ】本をチェック(책)する
日本語で「本」は韓国語で「책(チェク)」です。
本って、読みながらいいなと思ったところにチェック(책)しますよね。
本に直接チェックしない人でも、心の中ではチェック(책)してますよね!
『イラストとゴロで覚える韓国語』も是非チェック!お願いします♡
※実際の発音は「チェック」の「ク」を取った「チェッ」に近いです。
※発音「책[チェク]」
【語彙を増やす】책がつく言葉
책받침(チェクパッチム) 本+支え =下敷き |
本+ページの間 =しおり |
空+本 =ノート |
책꽂이(チェクコジ) 本+差し =本立て |
책장(チェクチャン) 本+欌(韓国で作った漢字で「たんす」の意味) =本棚 |
책상(チェクサン) 本+床(テーブル) =机 |
【語源】漢字で「冊」で책(チェク)
何で「本」は「책(チェク)」というのでしょうか?
それは、韓国語では「冊」という漢字が「本」という意味で、「冊」という漢字を韓国語で책(チェク)と発音するからです。
昔は竹で本を作っていました。
竹簡といいます。
細い竹をつなげていった形から「冊」という漢字はできています。
そこから韓国語は本という意味が「冊」になって、책(チェク)と発音します。
ちなみに、韓国語では1冊、2冊というときの冊には「권(巻)」を使います。
1冊=한 권(ハン グォン)
2冊=두 권(トゥ グォン)
【文化】日本と韓国の本の違い
日本と韓国の本っていろんな違いがありますが、その違いが生んだ1つのエピソードがあります。
夫のわかパンが、小学生1年生の時の国語の宿題について話してくれた時です(もちろん韓国の小学校です)。
国語の本の中にある一つのお話を、ノートに写してくるという宿題が出たらしいです。
でも、家でやっていたらすごく眠くなったらしく…
あと、残りこれだけ書けばいいのに書けなくて…(と言いながら、わかパンは手で量を示してくれました↑)
そして、眠くて書けないその残りの部分を…
お母さんに書いてもらい(字はお母さんの字そのままで)、その宿題を次の日、学校に持っていくと…
先生に怒られてしまったという話です…。
わかパンの思い出話はそこまでおもしろくないんですが…
ここでのエピソードはそれではなく…
そもそも、私はこの話の内容が理解できませんでした。
「眠くなると、なんでその量が書けないのか?」と思ったからです。
それくらい書けばいいのに、なんでお母さんに頼むの?!
そして…
そういえば、韓国の国語の本は横書き…
だから、わかパンの手のあの量は4行くらい書けなかったという意味で…
一方、私は縦書きを思ってるから、3文字くらい書けなかったという意味だと思い…。
縦書きと横書きの本の違いが、こんな会話のすれ違いを生むのです。
この時は笑い話で終わりましたが、こんなちょっとした当たり前が大喧嘩になることもあるので、面白くもあり恐ろしくもあり…。
本の中身もチェック(책)が必要ですが、こんな国による本の違いもチェック(책)です!