日本語で「ご存知ですか?」は韓国語で「汗よ(아세요?)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「ご存知ですか?この努力の汗よ(を)…」
感動のドキュメンタリー番組で、不良少年がお父さんが一生懸命汗を流して働いていることを知ったという場面です。
ナレーションで「ご存知ですか?この汗よ(を)…」と言っているところです。
「汗を…」が自然ですが、ここは語呂なので「汗よ」にしてください。
不良少年に限らず、誰かの努力を知ることは、なかなか間近で見ていないとわからないですよね。
結果が出てからいいな~と思うことはあっても、実はその裏にはものすごい努力の汗があることが多いものです。
ご存知ですか?その人の努力の汗よ…
【発音のコツ】アクセントは「アセヨ」ではなく「アセヨ」
英語のアクセントは強弱アクセントと言って、強く発音するところ、弱く発音するところがあります。
たとえば、学校を意味する「school」なら「スクール」と「ク」のところが強くなりますよね。
韓国語は強弱ではなく、高低アクセント
一方、韓国語のアクセントは高低アクセントです。
音が高いか低いかです。
だから、「アセヨ」と「セ」と「ヨ」も両方赤くなっています。
「セ」も「ヨ」も強くするのは難しくても、高く発音するのはできそうですね。
「ド・ミ・ミ」のようにです。
疑問形なので、実際は最後が少し音が高くなって、「ド・ミ・ミ#」に近いです(あくまでイメージですが)。
高低アクセントは「ド」と「ミ」
日本語も実は高低アクセントです。
たとえば、「たまご」なら、「たまご」と「ま」の音が高くなります。
「ド・ミ・ド」みたいにです。
本当に絶対音感みたいに、「ド」と「ミ」の音を出さないといけないとか、「ド」と「ミ」の音でできているというわけではありません。
実際、機械ではかったら全く別の音だと思います。
だから、「レ」や「ミ」でも「ファ」でも何でもいいんですが、単純化してわかりやすくするために「ド」と「ミ」で言っているだけです。
「アセヨ」の場合、「汗よ」と日本語のように発音すると「アセヨ」と「ア」が高い音になると思います。
「ミ・ド・ド」のようにです。
でも、実際の韓国語の発音は「アセヨ」と「ア」は低くて「セヨ」が高い音です。
1つ1つの発音や、激音や濃音の区別なども大事ですが、言葉全体の抑揚をドラマなどで聴いて真似して練習すると、そっちの方が意外にネイティブにとっては上手に聴こえたりします。
今度韓国ドラマを観たり、韓国語をどこかで聴く機会がある時は、音の高さに耳を傾けて聞いてみてください。
歌のメロディーのように真似すると、ネイティブから韓国語上手だねと言われることが増えると思います。