元気にノリノリで「イェ~!(예)」と返事
うれしいときに「イェ~イ!」なんて言いますよね。
最後の「イ」はとって、「イェ~」と言えば、日本語の「はい」という意味になります。
韓国人はなんでも、元気にこころよく「YES」と返事をしてくれるので「イェー」です。
※発音「예[イェー]」
韓国人の返事は、ただの返事
韓国人にお願いするとひとまず、「イェー(예)」と元気に返事をしてくれます。
でも、こころよくYESとは言ってくれますが、本当に返事だけということもよくあります。
たとえば…
部活の後輩に頼み事をしても、返事は「イェー(예)」と言ってくれますが…
会社でも…
「イェー(예)」と言ってはもらったけどそのあと、音信不通…。
なんてこともよくあります。
韓国人にとって「イェー(예)」とは、ひとまずあなたの頼みごとを「引き受けたいですよ」という希望の表明です。
だからと言って、「引き受ける」とは言っておらず、ひとまず喜ばせたいという気持ちから言っているものが多くあります。
なので、この後、後輩にも会社の人にも、何度かやってもらうよう言う必要があります。
韓国人に「イェ~!(예)」とノリノリで言われても、その時点でOKではないかも?という可能性も考えておくと、事がスムーズに運びます。
韓国語にはふたつの「はい」がある
韓国のドラマや映画を見ると「ネー(네)」と聞こえることがありませんか?
韓国にはYESが二つあって、「イェー(예)」と「ネー(네)」があります。
ノリノリバージョンの「イェー(예)」が一番スタンダードですが、「ネー(네)」もよく使います。
※発音「네[ネー]」。
意味は同じですが、ちょっと感じが違います。
こんぶパンは韓国の大学で出席をとるとき、最初は名前を呼ばれたら「イェー(예)」と言っていました。
でも、周りを見渡すと、女の子は「ネー(네)」と言う子が多いように感じました。
その後、こんぶパンは「ネー(네)」に変えました。
どちらも「はい」という意味ではありますが、「ネー」の方がやわらかい感じがします。
「ネー(네)」の発音の仕方
でも、この「ネー(네)」はたまに「デー」とも聞こえます。
ドラマや映画でも、もしかしたら「デー」と聞こえる人もいると思います。
こんぶパンは昔、タクシーの運転手さんに「ネー」の言い方がなんか違うと言われました(さすが、ストレート)。
その後、練習してわかったのは、「ネー(네)」は風邪をひいて、鼻づまりで「ネー」と言う感じで言うと、うまくできるということです。
…または、赤ちゃんっぽく「ネー」と言ってもいいかもしれません。
韓国の赤ちゃんの「はい」
こんぶパンの子供、ぱんパンも1歳10か月になりました。
でも、韓国語は「オンマ(お母さん)」くらいしか言いません。
日本語も言うのは「これ」くらいです。
保育園の友達を見てもとても遅い方だと思います。
そんな、ぱんパンが数日前から喋りだしたのが…
たぶん、「ネー(네)」と言っているものと思われます。
質問をすると、すべて「でー」「でー」答えてくれます。
赤ちゃんが「ネー」っていうと、「デー」に聞こえるのと、実際に赤ちゃんの耳には「デー」と聞こえているからかもしれません。
そして、保育園では先生たちが「イェー(예)」よりは「ネー(네)」をたくさん使って、教えているからです。
「ネー(네)」というのはそんな柔らかい感じのする「はい」です。