小学校で初めての忘れ物
これは勝手な私だけの考えかもしれませんが、外国人のお母さんだと子どもの忘れ物が増える可能性があるのでは…と
我が家ではタイトル通りです。
今までうちの子どもたちは幼稚園でかなりの忘れ物をしています。
でも、小学校では今日が初めての忘れ物かもしれません。
あ~、本当に悔しい…
今日は学校で縄跳びが必要だったのですが、忘れてしまいました。
連絡帳は親のアプリへ
韓国の小学校は子どもたちが書く連絡帳というものはなく、親のアプリに連絡帳の機能があり明日の持ち物など送られてくるのですが、私がそれを見落としてしまったのです。
つまり、親が見ないと子どもは持って行けないという仕組みです。
もちろん、担任の先生が明日持ってくるものを学校で言っている可能性もあるのですが、小学校1年生の子どもがノートにも書かずに家に帰ってきて、明日の持ち物を覚えているという可能性はかなり低いです。
昨日も今日の持ち物がアプリの連絡帳に書いてあったようなのですが(いつも持ち物が書いてあるわけではありません)、連絡帳のような記事が2つ来ていたようで、私がその1つを見ていなかったのです。(見えていなかったと言う方が正しいですね)
大事なことは長文だから見落とす
というのも私は喋ったり聞いたりというのは得意ですが、読むというのはとても苦手です。
お便りなどをもらっても、日本語のようにパッと目に入って来ず、英語の新聞のように見えます。
そして、幼稚園や小学校からの大事な連絡は長文が多く、持ってくるものが書いてあったとしても見落としてしまうのです。
今までどのようなことが起こったかというと…
幼稚園の時はサンタさんがあげるプレゼントを持っていかなければいけなかったのに、当日のその時間まで知らず息子だけもらえなかったとか、遠足でお弁当がいるのに(韓国は園でお弁当を準備することがほとんどなのですが、本当にたまにお弁当が必要な時があります)1人だけお弁当がなかったりとか…
大事な行事の時に限って、そういうことがよくあります。
というのも、大事なことは長文だからです。
忘れ物をすると虐待だと疑われる
忘れ物をするだけならいいのですが、こういう大事な時に限って忘れ物をすると、親が子どもに興味がないのではないかと、先生から虐待のように疑われます。
特に、初めて行った保育園では園長先生からかなり疑いの目で見られていたと思います。
※ちなみに、私は自分が小学校の時に1回も忘れ物をしたことがなく、いつも賞をもらっていたほどの完璧主義者だったので、私の性格とか、そういう部分で忘れているわけではありません。
喋れることと読めることは違うということを、私は当然のように思っていたのですが、普通は理解できない部分なので想像がつかないですよね。
今思えば、説明すればよかったのですが、そんなことさえも頭に浮かばず、ひたすら忘れ物をしていました。
先生に短く言ってもらうようお願いする
そのため、最近は担任の先生に事前に「私は読むのが苦手なので大事なことは短く送ってください」と言っておきます。
そういうと先生たちはいつもびっくりされます。
そうだったんですね!と。
喋るのに問題がないと、読むことも当然ネイティブのようにできるだろうと勘違いされるのですが、ものすごい長文のお便りを配られて、かつ、いつも送ってもらえるカカオトークなどの持ち物の記載がないと、本当に忘れ物が増えてしまうのです。
忘れたのではなく、そもそも目に入ってこないので、忘れたのかどうかは謎ですが。
でも、小学校にもなって担任の先生にそんなことを親が言うのも変な気がするので、小学校には言っていないのですが、この問題をどうにか解決しなければいけなさそうです。
子どもにも連絡帳を書かせてほしい
今回は2つも連絡帳が来ていること自体に気づけませんでした。
タイトルが韓国語なので、1番上だけを見る習慣もあり、新しいタイトルがパッと目に入ってこないからです。
小学校ではどうにか忘れ物をなくしたかったのですが、2学期に入って初めての忘れ物。
縄跳びを忘れたことを言うことと、どうにか借してほしいと言えることを祈って…
場面緘黙の息子がこの状況をどうにか切り抜けることができるのでしょうか…
あ~・・・・悔しい。
昨日も息子は泣いて帰ったのに…(昨日の日記)
というか、子どもにも連絡帳を書かせてほしいです。
息子はネイティブですから、きっと母よりは韓国語をきちんと読んで持ち物の準備をするはず。
追記
その後、その日は12時50分の下校だったので、急いで学校の校門に行きました。
そこで、担任の先生がいつも子どもたちを見送ってくれるのですが、先生に「今日縄跳び忘れちゃったんですけど、連絡帳を…」と話し始めるや否や、「あ~、大丈夫ですよ。みんな忘れましたから」という答えが。
え…、そうなの?!
かなりの子どもが忘れたらしく、でも余分があるから使って楽しく遊んだとのことです。
迎えに来たお母さんたちは誰も気にしていない様子。
そっか、私だけが気にしていたのね、と思い…
これが韓国のオンマなのか…きっとオンマたちは忘れたことさえ、気づいていない…。
先生はハハハと笑いながら、うちの息子は全く気にしていなかったと安心させてくれました。
そして、先生は、所詮アプリの連絡帳の限界を知っているという感じの対応でした。
そっか、そうだよね。
韓国の小学校ってこんなところか…、と学んだのでした。