日本語で「言葉」は韓国語で「丸(말)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「言葉は丸く、やわらかく」
まる~い言葉っていいですよね。
やわらかくて、やさしくて。
韓国語には「가는 말이 고와야 오는 말이 곱다[カヌン マリ コワヤ オヌン マリ コプタ]」ということわざがあります。
直訳すると、「行く言葉が美しくないと、来る言葉が美しくない」です。
つまり、人に対して言葉や行動をいいものにすれば、返ってくる言葉や言葉もいいものになるという意味です。
人に対して、丸い優しい言葉をかけることで、相手もそういう言葉を返してくれますよね。
【韓国語の方言】ソウルの言葉は丸い
言葉が丸いで思い出すのが、ソウルの言葉です。
日本と同じように、韓国語にも方言があります。
ソウルの言葉は標準語となっていて、ドラマやニュースで聞く言葉は、基本ソウルの言葉です。
これを、韓国語で「ソウルマル(서울말)」と言います。
ソウルの言葉、つまり標準語です。
こんぶパンは初めて韓国に住んだのが釜山だったので、釜山の方言を1年くらいずっと聞いていました。
それからソウルに行って、ソウルの言葉を聞くと本当にやわらかくてまる~い言葉だと感じました。
ソウルの男の人はみんな優しそうに見えたのを覚えています。
単語も少し違うには違うんですが、一番の違いはイントネーションです。
こんぶパンの感覚では、日本の東北の方のイントネーションにも似ています。
平べったくて上がり下がりがあまりない感じです。
逆に釜山の方は、東京のイントネーションに似ています。
日本語を教える時、ソウルの人より釜山の人の方が日本語が上手に聞こえます。
それは、イントネーションが日本語と似ているからです。