のりの由来
ー韓国のりー
日本では韓国のりと言いますが、韓国ではもちろん「韓国」という言葉はつきません。
ただの「のり」です。
韓国語で「のり」は「キム」です。
キムさんの「キム」です。
昔、王さまにあげていたのりがキムさんの作った海苔だったからとか…
キムさんがのりを最初に作ったとか…
のりをキムさんがたくさん作っていたとか…
そんな話が本当にあって、キムらしいです。
でも、韓国で一番多い苗字がキムさんで、人口のかなりを占めているので、海苔の話も仕方ないような気がします。
もし、パクさんが作っていたら、「のり」は「パク」と言ってただろうね。
と韓国人の友達はよく話しています。
現地伝授の韓国のり保存法
ー切り分け方ー
韓国でお土産にのりを買って帰る日本人はたくさんいます。
おいしく、安く手に入れるために大きなスーパーで、A4サイズくらいの袋入りを買って帰る人も多いと思います。
私も実家にはこのタイプのものを買って帰ったりもしますが、これ、切れてないし、大きいしで、あまりうまく食べられていない気がしています。
韓国では家によっていろんなやり方がありますが、私は色々見た結果、こんなふうにしています。
①袋のまま1/3折って、反対にも折ります。
②のりを入れるタッパーの大きさにもよりますが、こんな感じで①のように折っていきます。
③切り離せたかな~と思ったら、封を切って、密閉容器に移し替えます。
しっかりと蓋のできるものがいいです。
④折るのが面倒な時はキッチンばさみで切る方法もあります。
でも、これは手が油まみれになるので、手を洗うのが面倒です。
そして冷蔵庫へ。
冷蔵庫に入れたらしめるんじゃないかと思ったんですが、みんなこんなふうにしていて意外に大丈夫です。
と、このように日本の実家でも教えてやってみたのですが、決定的なミスが…
日本は湿気がすごい…。
食卓に並べて、いただきま~すと言って食べる時には、もう湿っていました。
実家は雨が多い地方なので余計そうかもしれません。
ためしにこの方法でやってみて、ダメなら各ご家庭の方法でどうぞ。
韓国人の友達はコンロの火であぶっていました。
韓国では湿気でしめるというより、時間が経って古くてしめることが多いです。
そんな時は燃えないように注意しながら、あぶるとまたパリっとなります。
海苔巻き用ののりもあぶった後、ごま油と塩をまぶすと美味しいそうです。
韓国で一番おいしいのり
韓国では「グァンチョンのり」という「グァンチョン」という所の海苔がおいしいと有名です。
もちろん、それもおいしいのですが、私が食べた中で一番おいしかった海苔は市場の海苔です。
韓国の市場にはのり屋さんもあります。
透明なビニールの袋に入っているのですが、出来立てほやほやを持って帰れます。
ほんっとにおいしいです!
韓国に来た時は市場の海苔をぜひ!!