その名は
夫わかパンの大好きなもの
その名は「マリ」
名字は「ケイラン」
「ケイラン・マリ」。
漢字で書くとわかるかもしれませんが、「鶏卵(ケイラン)マリ」というのは韓国語で「卵焼き」のことです。
「ケイラン」は卵、マリは「巻き」という意味です。
つまり「卵巻き」というのが韓国では卵焼きのことです。
日韓のミス・ケイラン・マリ
韓国の卵焼きは太いです(家や居酒屋など)。
日本のように何層にも巻きが重なってはいません(食堂などにはありますが)。
中にはネギや野菜などが入っていて、ケチャップをかけて食べることもあります。
日本の卵焼きは韓国のものに比べて、ミルフィーユみたいに何層にもなっています。
甘いのと塩辛いのもあるのが特徴です。
夫のわかパンに初めて甘い卵焼きを作ったら驚かれました。
我が家のケイラン・マリ
夫のわかパンは卵焼きが大好きです。
そのため、よく卵焼きをリクエストされます。
日本のでも韓国のでもどちらも好きなので、私はいつも困ります。
<夫わかパンの実家で>
わかパンの実家で韓国の卵焼きを教えてもらいました。
野菜のみじん切りがたくさん入ります。
大きな丸いフライパンで焼きます。
2~3回、ぱったんぱったん、巻くというより折ればできあがりです。
ケチャップはお好みでかけますが、ケチャップがよく合う卵焼きです。
切って食べたりもしますが、このまま箸でみんなで食べたりもよくします。
一方、日本の卵焼きは、皆さんご存知のように…
<こんぶパンの実家で>
卵の液を少しずつ流していきます。四角いフライパンを使います(丸いのでも作りますが、あること自体が韓国と違いますね)。
切り分けるのも特徴です。
そして、迷うのです…
できあがり~!
どっちの卵焼きを作っていいか迷いながら作るので、毎回変な卵焼きができます。
我が家の料理はミス・ケイラン・マリではなく、ミックス・ケイラン・マリ…。
ミス(失敗)…かもしれませんが。