日本語で「商品」は韓国語で「3分(상품)」と言います。
【覚え方】語呂合わせ「3分商品」
カップラーメンやインスタント食品など、3分で食べられる商品はたくさんありますよね。
イラストの「3分〇〇」というのは韓国で有名な商品名です(こちら)。
コンビニの店員さんが仕事の合間にレジでそんな3分商品を食べているところです。
日本では店員さんがお店で食べてたりはしないと思いますが、韓国では結構目にします。
このイラストも実際にこの間、韓国の家の近くのコンビニで、レジの隣でこんな風に食べているのを描いたものです。
と言いながら眺めていました。
商品と言えば、忙しい現代人のために3分で!というふうに覚えてみてはどうでしょうか?
ネイティブの発音
※商品=상품[サンプム]
【韓国文化】忙しくても商品よりご飯が大事
でも、そもそもコンビニの店員さんがこんな風に食事していたら、日本なら「何?!」と思うかもしれませんね。
わかパンが普通に同情しながら通り過ぎて行ったように、韓国ではそこまで気になることではないです。
韓国に行ったことがある人は、入った先の食堂でそこのお店の人が、ご飯を食べている光景を見たことがあるのではないでしょうか?
韓国では食堂などお客さんの少ない時などに、奥とかでもなくお客さんの座るところで普通に食べていることがあります。
だから、そんな時にお店に入るとついつい「あ、お食事中にすみません」ということがよくあります。
日本ではまずはお客という感じがあると思いますが、韓国ではまずはご飯です。
客であろうが店員であろうが、食事が一番大事なのでそれが優先される考え方があります。
だから、店員さんが食事していてもお客さんは怒ったりしないです。
もちろん、チェーン店や高そうなお店などではないですが、個人が経営しているお店などはそういうところが多いです。
たとえば、日本では忙しい時は食事を抜くということがよくあると思いますが、韓国ではちっともかっこいいことではありません(日本でもかっこいいかはわかりませんが、それくらい仕事をがんばっていると思われたりはしますよね?)。
韓国人にとって、ご飯(食事)というのは日本人が考える以上に大事なものなので、こんな店員さんがいても怒らず見守っておきましょう。
忙しくて3分で食べられる商品がたくさん出る現代でも、韓国では食事を大事にしているのはとてもいいなと感じます。