ブリ屋(불이야)で火事だ!
日本語で「火事だ」は韓国語で「ブリ屋(불이야)」です。
油ののったブリを焼いていたら、火が出ました!
ブリ屋(불이야)で火事だ!
ちなみに、魚のブリは「방어[バンオ]」と言います。
日本のように「今夜はブリの照り焼き~♪」というように、韓国では日常的に食卓にあがるということはないですが、お刺身屋さんに行った時に注文すると出てきます。
ネイティブの発音
※「火事だ」=「불이야[ブリヤ]」
※「ブリ」=「방어[バンオ]」:「防御」という意味のページですが、発音は同じなので参考にしてください。
知っていて損はない「火事だ=ブリ屋(불이야)」
でも、「火事だ(ブリ屋:불이야)」なんて使わない?
いえいえ…
こんぶパンはこの言葉を知っていたから助かったのです。
昔、ソウルに住んでいた時、上の絵のような家の1階に住んでいました。
そこは治安が悪い地区で有名だったのですが、ある朝方(5時くらい)…
家の窓の外に止まっていた車に誰かが放火し…(こんぶパンの車ではありません)
煙がもくもく…
何も知らずに寝ていたこんぶパンの耳に「ブリ屋~!!(불이야)」と叫ぶ近所のおじさんの声…。
目を覚ますと部屋の中は煙だらけで、あわててパジャマのまま外に出たのです。
ブリの焼ける匂いならまだしも、ゴムが焼けるような匂いでこれは何?!と思いました。
この時、初めて「ブリ屋~!(火事だ~!)」と誰かが叫ぶことは大事なんだと知りました。
そして、火事という意味を知っていたこんぶパンは避難できたのです。
こんなことめったにないかもしれませんが、いつか役に立つかもしれないので覚えておいて損はないと思います。
※その後、家は燃えませんでしたが、1日中家の中の煙を逃していました。
犯人は捕まったかはわかりませんが、車に放火された人は「誰だ?何で?」と怒りと怖さで防犯カメラを設置していました。
こんぶパンもその後、その地区から引っ越しました。