語呂を作るコツ

語呂を作るコツ

語呂を作るのが得意な人がいる一方で、うまくできないという人もいますよね。

こんぶパンも韓国で語呂で日本語を教えてましたが、作るのがうまい人はササっと作っちゃいます。

でも、なかなか作れない人もいます。

また、作るのがうまい人でも、作りにくい単語が出てくることがあります。

そんな人やそんな時に役立つ、語呂作りのコツをお教えします。

【語呂作りに役立つアイテム】

すぐには思いつかない時は、まずは頭を使わなくてもいい、楽にできるアイテムから使ってみましょう。

名付けて「語呂の5つ道具」です。

そもそも、その単語の発音がわからない時はこちらを参考にしてください。

・日韓在住の人が作った韓国語辞書

https://www.kpedia.jp

・ネイティブの発音を聞ける韓国語辞書

https://ko.dict.naver.com

①変換ミス

スマホを取り出して、韓国語の発音をそのまま打ってみましょう。変換ボタンを押して何と日本語で変換されるのか見てみましょう。

②検索

韓国語の発音の一部や全部を検索してみましょう。変換ミスとは違う、別の日本語の意味が出てくる時があります。それをヒントに語呂を作ってみましょう。

③音声検索

スマホに話しかけましょう。日本語で何か別の発音に聴き取ってくれるかもしれません。

④ことばサーチ

https://cotoba.sijisuru.com

○から始まる言葉や○から終わる言葉など、条件付きで言葉を検索できます。

⑤人に聞く

・韓国語を知っている人に聞く

すでにその人自身が語呂で覚えている可能性があるので、聞いてみましょう。

・韓国語を知らない人に聞く

韓国語を知らないまっさらな人に聞くと意外な聞こえ方をするので、ぜひ聞いてみましょう。

・語呂を作るのが得意な人に聞く

色んな人に聞いていくうちに、語呂を作るのが得意な人に会えるときがあります。本人は気づいてない時もあります。

こんぶパンの近くにもいて、勝手に「語呂メイト」と心の中で呼んで、時に頼りにしています。

そんな身近に隠れている語呂メイトを探してみてはいかがでしょうか?

【語呂が思い浮かばない時のコツ】

語呂が思い浮かばない時は、日本語を変える方法と韓国語を変える方法があります。

①日本語を別の意味にする

りんごは「사과[サガ]」ですが、「佐賀」ではなく「性(さが)」や「差が」、もしくは「さぐぁ」などにすることです。

こんぶパンが「サガ」にしたのは説明のしやすさもありますが、本来の発音である「サグァ」は早く発音されると「サガ」に聞こえるからです。

でも、作りやすいのなら「サグァ」で作ってもOKです。

発音の正確さももちろん大事ですが、それにこだわって全く覚えられないよりは、少しでも覚えらえる、思い出せるようにすることを優先させるためです。

ただ、その時は発音をきちんと確認するのも大切です(※語呂の種類を参考)。

②韓国語を単語ではなく、長くする

・助詞をつける:「りんご」ではなく「りんごが」にする

・単語をつける:「りんご」ではなく「青りんご」にする

・文章にする:「おいしいりんご」のように

③韓国語の前の音だけで作る

テストで、前の1文字でもわかれば思い出せるのに…と思いながら、あいうえお…とやったことありませんか?

3文字の単語の最初の2文字などだけで作ってもOKです。

④韓国語の覚えにくいところだけで作る

ある程度、単語量が増えると、ある部分だけ覚えられないということがあります。

その場合、その部分だけを語呂にしてもいいです。

・学校は知っているけど、小学校はわからない時は、「小」の部分だけ覚える

・하다を取って覚える

⑤作りにくい韓国語の発音ネタ集

・ㅈはチャ、ヂャ、ジャで考える

・하다は「肌」、「派だ」などで作る

⑥感嘆詞はなるべく避ける

あ、

そ、

などです。

使うしかない時は、反対の言葉などとセットにすると覚えやすくなります。

【理由が思いつかない時のコツ】

①イメージを見る

インターネットのイメージで検索して眺めていると、思いつくことがあります。

②その場に行く

③セットにする(シリーズ化する)

【語呂が逆転した時のコツ】

語呂って作ってみると、あとで「あれ?」どっちがどっちだっけ?となることがあります。

例えば…

「ミネラルウォーター」は「생수[センス]」ですが…

こんな感じですね。

「潜水してミネラルウォーターを取ってきた」のような語呂を作ったとします。

でも、実際にこんぶパンが最初に描いた語呂は…

これです。

違いがわかりますか?

下の絵だと、日本語で「潜水」が韓国語で「ミネラルウォーター」なのかと、逆に考えてしまう可能性があります。

自分は絵を描くつもりないから関係ないと思われるかもしれませんが、どちらを覚えようとしているのか、しっかり意識するというのが大事という意味です。

そのために、語呂は前に日本語、後ろに韓国語の順番で作った方がこんがらなくなります。

「ミネラルウォーターを潜水して取ってくる」〇

「潜水してミネラルウォーターを取ってくる」△

ただ、覚えやすいのが一番なので、覚えやすければ文章の順番はどちらでもいいです。

ちなみに、こんぶパンは間違える可能性があると思ったので、ミネラルウォーターのパッケージに潜水している絵を入れました。

【パッと思いつく語呂をより覚えやすくするコツ】

語呂が苦手であっても、パッと思いつく語呂ってあると思います。

たとえば、「ワニ」は「악어[アゴ]」ですが、日本人なら「ワニの(あご)」とすぐに思い浮かぶと思います。

こういうのは、語呂の得意、不得意に関係なく誰でも思いついちゃいますよね。

それでも語呂に慣れていないと、漠然と「ワニ、(あご)…」と考えています。

せっかく思いついた語呂ですから、120%語呂の威力を発揮させるためには「理由」も一緒に考えることがポイントです。

「なぜワニは(あご)なのか?」です。

「ワニは他の動物に比べて(あご)が強いから」(イメージとしてそんなイメージありますよね?)という風にです。

こう1回確認することで、より思い出しやすい語呂になります。

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