島根出身と言った時の韓国人の反応3パターン
パターン3の人たちは「なんか聞いたことがある!」と明るく元気に言ってくれます。
約30%の人たちです。
その人たちは大きく2つに分類できます。
<パターン3の①>
本当にどこか(きっとニュース)で聞いたことがあり、聞いたことがある!と言っている人。(絵:左の人)
そのため、明るさというのは「あなたの故郷知ってますよ!」という純粋にこんぶパンに興味ありますよ!と言いたい人。
でも、島根と竹島(韓国人にとっては独島)が結びつかない人。
<パターン3の②>
もうひとつのタイプは、どこか(きっとニュース)で聞いたことがあり、しかも島根=竹島(独島)とすぐに結びつく人。(絵:右の人)
でも、言わなければ思い出せない人。
もしくは時間が経たないと思い出さない人。
もちろん明るく言って、実は心の中では知っているという人もいますが、それは例外的なパターン2の人だと思ってください。
そして、問題はこのパターン3の②の人たちは結構、竹島(独島)問題について話したがったりもするということなのです。
パターン3の②の人たちは、いつもは意識してない問題ですが、降ってわいたようなターゲットにワクワクし話したくなるようなのです。
そうなると、自己紹介から面倒くさいことになります。
しまねギャグを言われないために…
そのため、パターン3の人たちに出会った時、こんぶパンは悩むのです。
「あの竹島(独島)のあそこだよ」と言おうか言うまいか…
パターン3の①の人に言ってしまえば、こんぶパンにとっては「しまねギャグ」を自分から言わせるようなものです。
でも、もしパターン3の②の人であれば、言わなければ逆に避けてる感があって仲良くなれなさそうなのです。
しかも、自己紹介が終わったあとで、時間が経てば思い出してしまうかもしれない…。
(パターン3の②の人たち)
でも、言わなければ「しまねギャグ」を言われなくても済む…。
こんな、自己紹介の初っ端から神経を遣うこんぶパンは、10年以上も故郷のギャグに付き合わなければならず疲れてきました。
そして、こんぶパンは最近ではこんな感じで言うようになりました。
そうです。
「広島の近く」でいいじゃないかと。
実際、アメリカ人と話をするときは「島根」なんて言ってもわからないので、「広島の近く」と答えていました。
これでいいじゃないか!
新たな問題
ところがです…。
「広島の近く」と答えた場合、韓国人の反応は…
「原爆の」と言ったきり、沈黙なのです…。
それ以上、何も言いません。
「島根」と言った場合とその反応はまるで違います。
最初の頃はそれでよかったのですが、だんだんその反応を利用しているような自分に気づき、変な罪悪感を抱くようになったのです…。
島根の人が韓国で暮らすと…
そして、こんな「しまねギャグ」問題を抱えるこんぶパンは、韓国在住の他の島根出身者も同じではと思い、悩みを共有しようと探してみることにしました。
でも…
鳥取の人はいても、島根の人はあまりいないようなのです。
実際、今まで会ったことがありません。
島根県のお隣、鳥取県は韓国との交流にとても力を入れている県です。
だからなのか、鳥取県の人は結構いると耳にします。
そして、思うのです。
自己紹介を…
きっと、「どんぐりの鳥取で~す」とか言ったり、「となりのトトロの鳥取で~す」とか言ったり、かわい子ぶってるんだろなと。
「鳥取」という発音は韓国語で「どんぐり」という意味だからです。
(↑日本語) (↑韓国語)
そして、「となりのトトロ」も韓国人は知っているので、「トトロ」のイメージで鳥取を覚えてもらうこともできます。
しかも、「となりの」なんて…、日韓の地理的近さを利用もできるし、なんていい名前の県なんだ…。
くやしい…。
「となりのトットリ」…、それは島根じゃないか…。
な~んて、10年以上こんぶパンは鳥取の人にライバル心を燃やしているのでした。
敵(?)は韓国人ではない、住む場所が変わっても結局鳥取…。
いいな、鳥取…
どんぐりか…。
韓国語はまったく、しまね(심하네)…。